ぎっくり腰にロキソニンが痛みをとるって本当?効果は?
ぎっくり腰を治すには絶対安静が必須ですが、ぎっくり腰はいきなりやってくるもの。仕事中に荷物を持ち上げたり、公園でベンチに座っていて伸びをしたら「グキッ」とやってしまう方も多く、その場でうずくまったり寝転んだりできないケースも十分考えられます。

そこで、急に来た痛みを抑える薬を使って、一時的にぎっくり腰をしのぐ策についてご紹介します。今回は鎮痛剤として有名な、「ロキソニン」について解説します。

「ロキソニン」

安静にしていたいけど、どうしても動かなければならない、何とかしたい、そんな際に役立つのがロキソニンです。一度は使ったことがある方も多いのではないでしょうか?

ロキソニンとは

まず、ロキソニン自体の解説をしましょう。冒頭でも述べた通り鎮痛剤であり、「ロキソプロフェンナトリウム水和物」が、痛みや熱の原因物質をすばやく抑えて、鎮痛効果・解熱効果を発揮する薬品です。胃への負担が少ないプロドラッグ製剤であり、催眠成分を含まないため服用しやすいです。

(プロドラッグ製剤とは、成分が体内で吸収されてから活性型に変化し、効果を発揮 する仕組みの製剤。)主な効能・効果があるのは、腰痛の他にも、頭痛や月経痛(生理痛)、歯痛や咽喉痛・関節痛・神経痛・筋肉痛・肩こり痛、打撲・骨折・ねんざ・外傷痛の鎮痛など、実に広範囲に効果があります。

注意事項

注意事項

最初に注意事項として申しておきますと、ロキソニンは痛みを和らげてくれますが、あくまで短期間の使用にとどめておきましょう。鎮痛剤であり解熱剤でもあるため、体を冷やしてしまうんです。長期間使っていると、低体温症にもなりかねません。

効果

飲むロキソニン

次に実際の効果を見ていきましょう。ロキソニンには飲むタイプと貼るタイプがありますが、まず飲むロキソニンから。主に生理痛や頭痛、また歯医者などで鎮痛剤として処方されますが、当然腰痛の際にも効果を発揮します。

強い炎症や痛みを抑える効果があり、急性的な強い痛みにも効果的です。痛み止めとしての効果が服用30分後から現れはじめますが、非常に強い薬なので、空腹時に飲むと胃が荒れてしまうため、なるべく胃に物を入れてから飲むようにしましょう。

貼るロキソニン

貼るロキソニンは、病院や整形外科でもらえる肌色のシップ状の鎮痛剤でおなじみの方も多いでしょう。このロキソニンテープは、皮膚から鎮痛剤を痛いところに浸透させるという仕組み。

使用方法

使用方法としては、普通のシップ同様、痛い所に直接張るのが一番効果的な使い方となります。ちなみに、ロキソニンテープは大体4〜5時間で効果がなくなるため、痛みが続く場合は貼り替えてください。ただ、こちらも長期連続使用は控えた方がいいでしょう。

あくまで応急処置として使うものです。ちなみに、最近ではロキソプロフェンという薬もありますが、これは、ロキソニンのジェネリック医薬品となり、成分は同じものです。

しかし、先述の通り鎮痛剤はあくまでも応急処置の道具であり、緊急で痛みを和らげるための方法と考えましょう。ぎっくり腰(急性腰痛症)は、場合によっては非常に恐ろしい病気を発症する可能性を秘めています。

適切な処置を怠ると、椎間板ヘルニア・脊椎すべり症・悪性腫瘍へと発展しかねません。ぎっくり腰になったら、基本的にはすぐに病院へ行きましょう。

 

ぎっくり腰を発症した場合の対処法

ロキソニンを服用
ぎっくり腰を発症した場合の対処法をまとめますと、まずぎっくり腰が発症したらすぐに鎮痛剤(ロキソニン)を入手することから始めます。次に、ロキソニンを服用して痛みを鎮静させること。安静にしつつ、痛みの波が少し引いた時点ですぐさま病院へ駆けつけましょう。

ご紹介した通り、ロキソニンで一時的に痛みを抑えつけることはできますが、根本的に回復をしているわけではないため、病院に行って診断してもらい、回復のための施術を行ってもらわなければなりません。

病院では、外用薬(内用薬の処方もあるかもしれません)とコルセットを処方してもらえることが多いです。このコルセットは腰に負担がかかりにくいため、頻発するようになった方は家に常備しておいた方が良いでしょう。

ぎっくり腰になったら安静が一番

ちなみに、ぎっくり腰の回復の瞬間として実感できるのは、大抵の方が睡眠後、つまり朝起きた時が一番和らいでると感じているようです。睡眠中に毎日少しずつ回復してるイメージです。結局のところ、ロキソニンを服用したり、外用薬や内服薬を使用しても基本的には医師に「安静にしておいてくださいね」と言われるため、安静にしているということが一番の治療法。

その際に役立つ器具は、先程にも言った通り、腰の負担を軽減させるコルセットが有用です。ぎっくり腰やヘルニアなど、腰に問題を抱えてしまった方には手放せないアイテムですので、「少し腰に負担がかかっているな」と普段思う瞬間があれば、積極的に使用して和らげるように心がけるのも大事です。

日頃の予防策としては、運動不足の解消や、マットレスを高反発のものにするといった方法が考えられます。重い物を持ち上げたり軽作業をする際にできるだけ腰に負担をかけない姿勢を普段から心がけましょう。