ぎっくり腰の治療方法
突然に腰に発生する痛み。急性腰痛、通称ぎっくり腰です。普段から慢性的に腰に負担をかけるような生活を送っていなくても、お年寄りだけでなく若い人でもなることはあります。激しい痛みのため身体を動かすことが出来ず数日間は寝たきり状態に。

仕事だけでなく日常生活にも大きく支障をきたすのです。一度経験してしまうと恐怖心を抱いてしまうことから身体を動かすことを制限してしまうケースもあり、将来に渡って影響が大きな病気です。

原因

その原因はさまざまです。重いものを持ち上げようとしたり腰をかがめたりといった動作が原因となることもありますしちょっとしたくしゃみなどで発生することも。目覚めたときに痛みが出ることもあります。

マットレスと布団が原因

普段から寝起きの腰痛に困っている場合、マットレスと布団が原因です。柔らかすぎる寝具だと身体の一部が不自然に沈み込んでしまうので何とか姿勢を保持しようと無意識に身体が反応してしまうもの、それに寝返りも打ちにくいため腰に悪く眠りも浅くなってしまうのです。1日の3分の1は過ごす場所ですから、まずはマットレスを快適なものに変えましょう。

内臓や脊椎の病気が原因

安静

ただ、原因の中には内臓や脊椎の病気が潜んでいることもあるので、病院に行った方がよい場合もあります。とはいえ、たいていは身動きがとれず病院まで行くのも難しいでしょうから、しばらくは家で安静にしておくことになるでしょう。

動けるようになってから病院に行き治療してもらいましょう。どうしてもすぐに病院に行きたいというときはコルセットやさらしを腰に巻いてやってとにかく負担をできるだけかからないようにして病院に向かうようにしましょう。

悪化を防ぐ

コルセット

悪化を防ぐために移動の際にはコルセットは必須ですが、家に持っていないというときには、バスタオルやサランラップを腰にぐるぐる巻きにしたり、長袖のTシャツやスーパーでもらうビニール袋の大き目のもの・風呂敷・ズボンなどとにかく腰に巻けるものを何でもいいので応急処置として巻いて固定しましょう。

コルセットの巻き方

コルセットは正しく巻かなければ意味がありません。真ん中の一番太い部分が背骨に来るよう背中に回し、上半分が腰、下半分は骨盤下にくるように高さを調整して身体にフィットする位置で巻くようにしてください。巻いた後に背中やお尻に隙間ができていてはいけません。

巻くときにおなかを引っ込めてやって軽く背伸びして付けるとぴったりフィットします。お尻よりも上のほうが痛ければ幅があるものを、お尻辺りが痛いなら少し細めのベルトがおすすめです。

病院での治療

病院では、レントゲンを撮ることで骨折や椎間板ヘルニアの疑いも検査した上で、骨盤けん引といって骨盤を引っ張って筋肉の緊張をほぐしたり、装具療法でコルセットを装着して腰を固定してやったり、神経ブロック注射という局部麻酔剤を患部に注射することで痛みを抑えたりします。温熱療法で患部を温めてやることで痛みを緩和したり、薬物療法で消炎鎮痛剤を使用したりする場合もあります。

自宅では安静に

自宅では安静に
家でいる際に、とにかく安静にしておくのが早く治すための方法です。無理に動くことなく痛みのない楽な姿勢を探して痛みが発生するようなことは徹底して控えます。寝転がった状態の場合、横寝が楽です。立った状態で前かがみになるのは腰に負担がかかりやすいのでやめておいた方がいいです。

とにかく痛みが抜ける緩和姿勢を保つのです。病院での治療法同様に痛み止めを使ったり、患部を温めてやったりという方法を自宅で試してみるのもいいでしょう。ただ、ぎっくり腰の場合、患部は温める・冷やす、どちらの方法が良いのかはさまざまな説があり、どちらが正しいとも言い切れません。

やってみて痛みが薄れる方法を行なってみるようにしましょう。患部が熱くなり熱を持っているのであれば冷やしたほうがいいでしょうし、それほど熱を持っていないなら温めたほうがいいでしょう。ただし熱を持っている症状の場合は一刻も早く、大至急冷やした方がいいです。

しばらくは安静、ずっと寝たままの生活がいいとはいえ、トイレに行ったりもしなければなりませんし、自宅にて完全に寝たままというのは難しいです。立ち上がるとき、歩くとき、トイレで用を足すときなどあらゆる動作において自分なりの緩和姿勢を見つけ出しましょう。

コルセットは痛みがなくなるまでつける

痛みがなくなるまでは常にコルセットを付けた状態で行動するようにしてください。3日ほどすると少しずつ痛みが緩和されていき、少しずつ行動が可能となっていきます。そんなときも無理はしないことが大切です。1週間ほどすると職場復帰も可能となってくるでしょう。

マットレスが原因の場合もあるでしょうし、生活習慣や運動不足・過激なダイエット・ストレスなどによるからだの疲労がぎっくり腰に繋がることもあります。普段から生活を見直し、また再び同じ痛みが発生しないよう注意してください。とにかく1週間は安静にしていることが早くぎっくり腰を治すためのポイントです。