マットレスを干す頻度について
固すぎる布団だとお尻の部分が沈み込まず、背骨がS字のラインを保つことができないため腰や肩に負担がかかってしまいます。逆に柔らかすぎると、今度はお尻の部分が沈みすぎるのでやはり背骨はS字のラインは保てず腰への負担があります。

身体の血流も悪くなり寝返りを打つ回数が多くなるため眠りが浅くなってしまいます。しっかり眠ったはずなのに日中に眠くてしょうがない、朝起きたときに腰などに痛みがある、と言う場合は布団が悪いのかもしれません。1日の3分の1は過ごす場所だけに寝具選びは妥協せずにいきたいところです。

寝転がったときにさまざまな部分の体重をバランスよく支えて正しい寝姿勢を保つこと、それがベッドのマットレスの役割です。寝具選びとはマットレス選びでもあります。自身に合った良いものを選びましょう。

マットレスのお手入れ

ただ、毎日眠る場所だけにずっと使用する中でどうしても最初の状態は保てなくなってしまいます。へたってきますし、ダニやカビが発生することも。お手入れ方法もきちんと知っておく必要はあります。布団と違って丸洗いできないのが弱点ともいえるものだけに、日頃から清潔に保つための工夫が大切です。

上下、または表裏を入れ替える

人の体で最も重いのは頭です。寝る人が同じである以上、大体同じ位置に頭や、お尻などが来ることになるのでどうしても同じ部分に負担が集中しがちです。部分的なへたれが起こるのを防ぐためにも、1ヶ月から3ヶ月に1度くらいのペースで上下、または表裏を入れ替えしましょう。

カバーはこまめに交換

カバーはこまめに交換
眠るのは大抵はお風呂に入ったあとなので清潔な状態で寝ていると思ってしまうかもしれませんが、実は人というのは寝ている間にコップ1杯から3杯程度の汗をかくと言われています。そのため雑菌が繁殖しやすい環境なのです。

それだけでなく、汗による水分や塩分が内部のコイルを痛めてしまうかもしれません。マットレスの上にはベッドパットやシーツを敷いてやってカバーし、こまめに交換しましょう。シーツなどだと、洗濯機に入れて洗ってやることも可能です。

日干しする

3ヶ月に1度くらいのペースでマットレス自体も日光に当ててやって日干しした方がおすすめです。それが難しいというなら、窓を開けて扇風機を使うなどして部屋の湿気を取ってやるだけでも違いますし、毎日床に立てておいて置くだけでもいいでしょう。

重いためベランダに干すのは大変ですが、立てて置くだけなら女性1人でもなんとかできるでしょう。敷き布団の敷きっぱなしの状態と違って、しっかりとした硬い素材となっているため、床に立てておくだけでも通気性が良くなり違うのです。

仕事をしていると日中に窓を開け放って換気するだけでも難しいかもしれません。そんなときにはファブリーズなどを降りかけて室内で立てて置くだけでもやりましょう。とにかく寿命を延ばすためにも自身の健康のためにも、これらのお手入れを定期的にやることは必要です。

枕にも気を配る

枕にも気を配る
人は寝ている間に知らない間に寝具に付いたほこりや菌を鼻や口から吸い込んでいるのです。清潔な状態を保たないと、寝具が原因で体調を崩してしまうこともあるのです。布団だけでなく、枕も皮脂やふけなど付きやすく菌が繁殖しやすい場所なので、枕カバーはこまめに洗濯し、枕自体も天日干ししてやりましょう。

掃除機をかける

たとえ、しっかりとお手入れしていても、梅雨の時期などを中心にダニが発生してしまうことはあります。目には見えないでしょうが、ダニの死骸や糞が寝具についているかもしれません。定期的にシーツを洗濯するだけでなく、マットレスの表や裏・更には側面にもしっかりと掃除機をかけてやるのも必要なお手入れ方法の1つです。

掃除機のコツ

縦方向だけでなく横方向にもゆっくりとかけてやることで死骸や糞を根こそぎ取ってやりましょう。頭が来る場所や足元が触れる場所などは特にダニが集まりやすいです。また、縫い目のへこんだ部分なども危険です。これらの場所は特に念入りに掃除機をかける必要があります。

ダニはかぎ状の足を持っており、寝具の繊維にしがみつきます。そのためなるべく吸引力が高い掃除機でゆっくりと掃除機がけするのです。ただそれでも生きているダニの20パーセントくらいしか取り除くことはできません。生きているものを取り除くには日頃からのお手入れとともに、ダニ捕りシートなどを置くのもおすすめです。

寝室全体の掃除

また、寝具だけでなく寝室全体の掃除も怠らないようにしましょう。ベッド下などには柄の長いフローリングワイパーなどを使用するといいでしょう。すのこや除湿シートを敷いて湿気が溜まりにくくダニやカビが繁殖しにくい環境を作るのもいいでしょう。

万が一、マットレスの上でペットがそそうしてしまったり、食べ物のゴミや飲み物をこぼしてしまった場合には、専門の業者であれば早期なら除去できる可能性が高いので早めに相談しましょう。

心地よい睡眠を得るためには、普段からのお手入れが大切です。毎日の元気に繋がる場所だけに大切にしましょう。