腰痛

腰痛が起こるメカニズムとその原因

腰痛と言ってもその症状の出方や痛みの感じ方は様々です。ちょっとした動作をきっかけに腰が急激に痛みを感じるようになるぎっくり腰や椎間板ヘルニアなどのように病名も原因も比較的はっきりとしているものとは別に、日ごろから我慢できないほど強烈な痛みではないけれど、なんとなく重苦しくすっきりとしない痛みが続いていることに悩んでいる人はけして少なくありません。

こうした症状を訴える人のほとんどは腰痛症と考えられ、その原因としては同じ姿勢を長時間続けること、普段から姿勢が悪いこと、日ごろから運動不足や肥満などのために筋肉が血行不良でこわばってしまうことで周囲の神経を圧迫して痛みを起こすことが考えられます。

また、日常的に強いストレスにさらされることで緊張状態が続くことも腰痛に繋がります。腰痛も軽いうちは一晩眠れば回復する可能性もありますが、痛みの出ている状態を放置すると慢性腰痛をおこし、さらに痛みや不快感を感じることが増加し、痛みが治ったと思ってもまた痛みが出るなど、症状がぶり返す状態に陥りやすくなります。

腰の痛みの解消効果を期待できるツボ

腰の痛みの解消効果を期待できるツボ
痛みを解消するためには様々な方法がありますが、自分の痛みの原因を知って最も自分に合った方法を選ぶことが大切です。腰痛による痛みを軽くする方法のひとつにツボを刺激する方法があります。

腰腿点

まず手の甲にある腰腿点というツボですが、手の甲の人差し指と中指、そして小指と薬指の骨の分かれ目の部分の真ん中にあるポイントです。腰腿点を刺激するときは、親指と人差し指で手の甲をはさむような形にして押しながらもむようにして刺激を与えます。

腎ゆ・志室・命門

次に腰痛に良く効くと言われるのが腎臓の機能を活性化させる腎ゆ志室、体力を高める命門です。それぞれ腰にあるツボで、命門はおへその真後ろにあり、腎ゆはそこから左右それぞれに指2本文ほど離れた場所、志室はそのポイントからさらに左右それぞれに指4本分はなれたところにあります。

出来れば足を肩幅くらいに開いて立った状態で親指を腎ゆに当てて軽く押し、志室も同じようにそれぞれ30回ほど軽く押しながらもんで刺激します。このときに腰をゆっくりと回しながら押すとより効果が高まります。

さらに命門を押すときには女性は右手を下に、男性は左手を下にして両手の中指を重ねてポイントに当てて同じく30回ほど軽く押しながらもみます。いずれもあまり強すぎる力ではなく、押してみてイタ気持ちいいくらいの強さで刺激することが大切です。

睡眠と腰痛の関係

睡眠と腰痛の関係
普段から腰痛に悩まされている人はとても多いのですが、腰痛を改善するために重要なのが睡眠です。睡眠は誰にとっても欠かすことの出来ない大切なもので、眠っている時間こそがに体を回復させることの出来る唯一の時間です。

昼間の間に活動して疲れた体も内臓も、本来ならば一定の時間をかけてきちんと眠ることで細胞から回復することが出来るのですが、睡眠時間をおろそかにしたり、逆に寝だめするなど生活習慣が規則的でなくなったりすることで体が回復できない状態に陥ってしまう可能性があります。

また、睡眠時間は十分にとっているつもりなのに、朝起きたときには強い腰痛に悩まされるという人の場合は、たとえば日中に長時間のデスクワークによって筋肉が血行不良になっていたり、姿勢が悪い状態を続けることで骨格にゆがみが生じたりする可能性があります。

眠る時の姿勢

凝り固まった筋肉が骨格を正しい位置で支えることが出来なくなり、痛みを生じる部分が発生することが考えられます。先ずは眠るときに痛みを感じない楽な姿勢を自分で見つけてみます。寝ていて腰痛が出てしまうという人は自分にあわない姿勢で体にとって負担をかけながら寝ているためなので、体に負担のかからない姿勢を見つけて眠るようにすることです。

仰向けが基本的な姿勢だとしても、横向きで眠るほうが楽な場合もあります。自分にとって痛みを感じずに楽な姿勢を見つけることが最も大切なことで、巷で取り上げられる健康法などが誰の体にも合うとは考えられないように、眠るときの姿勢も人それぞれ楽な形が異なります。

心地良く眠れる寝具選びのために大切なこと

心地良く眠れる寝具選びのために大切なこと
腰痛もちの人にとって枕やマットレスなどの寝具の選び方はとても大切です。枕や布団が体にあわずに腰痛を悪化させてしまう場合も考えられます。かといって有名アスリートが使っている高級なマットレスが誰にとっても最適な寝具だとは限りません。

首や背骨、骨盤や筋肉の状態は人によって異なり、その人に最も合った硬さやサイズがあります。そのため高級なものなら安心というわけではなく、大切なのは自分の体が心地よい状態に収まり、適度に楽に寝返りを打てるかどうかです。

一般的には柔らかすぎるものよりも硬めのマットレスのほうが体には負担がないといわれますが、その程度は人によって変わります。新しく購入するときもイメージや値段などで選ぶのではなく、必ず自分で横になり、頭や体を乗せたときの感覚で決めるようにします。